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ソニーの古いカセットデッキでＴＣ－Ｋ８０です。 １９７８年頃発売された機器です。
出品は写真の本体と取扱説明書（コピー）です。
機構部と電気系に複数の不具合がありその原因を特定し処置いたしました。 電気系の不具合ではシスコン回路が動作しないやＡＭＳ機能が完全に動作しない、ヘッドフォーンが出音しないなどがあり部品を交換しました。 メカデッキ部は不動でオーバーホールいたしました。その際、カウンターベルトは新しい類似品に交換いたしました。 その他電気系では正面パネルに設けられているレベル調整用の各可変抵抗を取り外し接点のメンテナンスを行いました。 オーディオ基板に搭載している小型リレーも交換いたしました。 カセッテテープ照明用のランプはＬＥＤによる照明に変更いたしました。 照明不灯のトラブルは無いと思います。 レベルメーターはバックライトが不灯及びレベル表示異常でしたがメーター部を分解し対処いたしました。 上記メンテナンス後にサービスマニュアルを参考に各部の調整を行いました。 大変古い機器ですが動作は早送り、巻き戻し、再生、録音、ＡＭＳ動作など機敏に動作いたします。 一日ほど動作確認しましたが異常は見られません。快調です。 録音時のREC MUTE機能やタイマー録音、再生、カウンター「００００」におけるＡＵＴＯ ＳＴＯＰ、ＡＵＴＯ ＰＬＡＹそしてＡＭＳ機能も確り動作いたします。 液晶メーターのエレメント輝度は年代からすると明るく綺麗な 本機は同社のＴＣ－Ｋ８８と同様のクォーツロックによるテープスピードコントロールを行っています。また、レベルメーターも同様な液晶メーターを使用しています。 ですが、メタルテープの録音には対応していませんのでご注意ください。 正面パネルはダイキャストによる確りした構造となっています。各レベル調整のツマミもダイキャスト品で重量感があり贅沢な造りとなっています。

音質ですが、ＴＣ－Ｋ８８と似たような透明感のある音質と思いました。 ＴＣ－Ｋ８８はテープ駆動系が３モーター（キャプスタン、Ｔ側及びＳ側をそれぞれＢＳＬモーター使用）ですが本機は２モーター（Ｔ側及びＳ側の駆動は一つのＢＳＬモーター）です。 キャプスタンモーターの駆動はＴＣ－Ｋ８８と同様です。

外観は年代物ですので小傷がございますが年代相応かと思います。私感です。 ４０数年前の機器ですので発売当初
大変古い機器ですので年代物をご理解いただける方のご入札をお願いいたします。 万が一、動作しないような事がございましたら誠意を持って対応させていただきます。